【日本株 個別銘柄投資】銘柄選びの手順パート2
この記事はPRを含みます
日本株の個別銘柄投資をするときに、どんな基準で銘柄を選ぶかというお話をしました。

長くなると見にくくなるかな?と思って分けたので、今回は続きをやっていこうと思います。
ココは見て欲しい会社の業績
財務状況の確認
見るべきはPER、PBR、自己資本比率、流動比率、当座比率。
- PER(株価収益率): 8〜15倍
- PBR(株価純資産倍率): 0.8〜1.5倍
- 自己資本比率: 70%以上
- 流動比率:300%以上
- 当座比率:300%以上
◎PER(株価収益率)が8~15倍
株価が割安か割高かがわかる
業種によって目安の基準値が違うが15倍が目安とされている
PER(株価収益率)=株価÷1株あたりの純利益
低いほど割安で買える、高いほど割高だけど株価上昇の期待が大きい
◎PBR(株価純資産倍率) が0.8〜1.5
株価が割安か割高かがわかる
1倍前後が適正数値といわれている
PBE(株価純資産倍率)=株価÷1株あたりの純資産
低いほど割安、高いほど割高と言われる
自己資本比率が70%以上
会社の総資産に対する自己資本の割合のことで、返済不要のお金の割合のこと
高いほど財務の安全性が高い
流動比率と当座比率が300%以上
資金繰りが上手にできているかを判断する。
コロナ禍では300%未満だった会社が倒産しやすかったと言われているので本来は200%以上で安全性が高いと言われるが、パンデミックが起きた場合にも強い銘柄を選ぶために大きく見積もっている。
高すぎても注意!高すぎてたら貸借対照表で確認した方がいい(ちょっと面倒な)ので300%前後で見るのがおすすめです。
業績数字の確認
見るべきは経常利益と営業利益。
昨年と比べて
- 経常利益が上がってること
- 営業利益が上がってること
経常利益
本業で得た利益(営業利益)に配当収入など本業以外で稼いだ営業外利益を加えたもの
営業利益
本業で得た利益
また財務状況の次はキャッシュフロー
キャッシュフローとはお金の流れのことで営業・投資・財務の3つに分かれる。
昨年と比べて
- 営業が上がってること
- 投資が下がってること
- 財務は時と場合による
営業CF
通常の営業活動で稼ぎ出したお金
基本的にはプラス
上場まもない新興ベンチャーなどはマイナスなことも→3〜5年分を遡りマイナス幅を確認
投資CF
企業が投資をしているかがわかる
急成長を目指すベンチャー、積極的な大型投資を続ける大企業などはマイナスなことも
プラスとはお金が入ってくるということ=閉鎖工場跡地の売却、保有していた他社の株式譲渡など
財務CF
銀行からの借入金や社債発行で現金が入ってくればプラス
返済・償還したらマイナス
最後に|投資やお金の勉強にオススメな本
投資をしたことがない方には、知らない言葉や数字があったかと思います。
今回のまとめとしては、日本株の個別銘柄投資をするときに、業績と財務状況から選んでいます。
どんな銘柄を選んでいるかというと、今後成長する可能性があり、倒産リスクが少ない会社の選び方となっています。
詳しく書きたいなとか調べたことをアウトプットしたいなと思ったらまた似たような記事を書くかもしれません。
私が投資をしながら読んだことのある本はこちら
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
などなどです。
投資をするにあたって、四季報を昨年末初めて購入しました。楽天証券を使っていると四季報も軽く載っていますが、やっぱり織方の良さがあるためまた狙っています。
![]() |