<投資の基礎>金融商品の種類と特徴について
この記事はPRを含みます
投資ってなに?
投資とは、資産を増やしたり、利益を得たりすることを目的に事業や株式などに自己資金を投じることをいいます。
今回は資産形成のための投資についてお話しします。
何に投資したらいいの?
資産形成をするためには、金融商品に投資をします。
- 預貯金
- 債権
- 株式
- 投資信託
- 外貨建て金融商品
- 不動産
- コモディティ
などがあります。
金融商品の特徴を示す3項目とは

金融商品は流動性、安全性、収益性の3つの特徴によって分類することができます。
安全性とは「損失が発生する可能性」のことをいいます。
例えば、
- 価格の変動
昨日の株価は1000円だったが、今日は800円になった - 利益の変動
昨日は+10,000円の利益が出ていたが、今日は+8,000円の利益になっていた - 債券や株式などの発行体の財政健全性
A国の財政破綻によって元本が保証されなくなった - 金融機関の経営の安全性
A銀行の経営破綻によって預けていた預金の一部が支払われなくなった
流動性とは「自由に現金化できるか」のことをいいます。
例えば、
- 途中解約ができるか
Aファンドの債券を途中解約したいが売り手が見つからず売買成立に時間がかかる - 満期や据置期間はないか
1年後以降でないと定期預金の引き出しができない - 換金にかかる期間はないか
株式の売却後、現金化するのは売買成立の日を含む3営業日目 - 換金にかかる手続きのしやすさ
A国の外貨預金を円に換えたいが手数料がかかる
収益性とは「利益が生まれやすいか」のことをいいます。
例えば、
- どの程度キャピタルゲインを期待できるか
キャピタルゲインとは、資産を売却したときの利益を言います。
A社の利回りは年5%なので、今100万円を投資すると1年後は105万円になる - どの程度インカムゲインを期待できるか
インカムゲインとは、資産を運用している間に得られる収益の総称を言います。
A社の配当利回りは3%なので1株1000円の場合、100株持っていたら3000円の配当金が得られる
投資をするときのリスクってなに?
投資によって「利益や損失が発生する不確実性」のことをいいます。
基本的には金融商品において、収益性と安全性は両立しません。
つまり、
高い収益が見込める分、損失が大きくなる可能性も高い
=ハイリスク・ハイリターンの投資
損失が発生するリスクが低い分、収益も少ない
=ローリスク。ローリターンの投資
ということになります。
金融商品それぞれの特徴
預貯金
銀行に預けたら預金、郵貯に預けたら貯金といいます。安全性と流動性が高く、収益性はあまり望めないのが特徴です。
普通預金などの流動性預貯金と定期預金などの定期預貯金があります。流動性預貯金は、預ける期間の定めがなく、いつでも自由に換金することができます。
大きく分けて
- 普通預金
- 貯蓄預金
- 定期預金
の3種類に分けられます。
- 最も安全性の高い金融商品の1つ
- 元本保証は1000万円まで
債券
債券とは、国や地方公共団体、企業などが必要な資金を調達するため、投資家からお金を借りる際に発行する証券(有価証券)のことです。そのため、発行体が破綻する可能性が低く、比較的ローリスク・ローリターンの投資として分類されます。
一般的には定期預金よりも金利が高く、株式よりもリスクが低いとされているため、安定的な運用を好む投資家に向いています。
- 国が発行する国債
- 地方公共団体が発行する地方債
- 企業が発行する社債
などがあります。
- 償還
満期があり、満期になると償還(=払い戻し)される
満期までに途中売却すると、売却損が発生することもある - 利子
発行体が破たんしない限り、償還日までの間は一定の利子の支払いが約束されている - 額面
債券の最低申込み単位のことで1万円、5万円、10万円など債券によって異なる - 売却
償還日を待たずに途中で売却できるが、売却損が発生することもある
債券は比較的安全な投資の部類に入りますが、
- 金融機関や発行体の信用度を確認
- 途中売却する際は売却損を確認
債券で投資をするときはこれだけは忘れずにチェックしましょう。
株式

株式会社が資金調達のために発行する有価証券のことをいいます。
株式を発行して得た資金は、銀行からの借入金や社債発行で得た資金とは違い、企業には返済の義務がありません。そのかわりに、株式を購入して資金を出してくれた株主に対して、いろんな還元があります。
株式は、
- 普通株
- 優先株
- 劣後株
の3種類に分類されます。
ポイントは、
- 価格変動が大きく、元本保障がない
=ハイリスク・ハイリターンの投資 - 売却してから現金になるまで時間がかかる
=流動性リスクがある - 収益性はある
などが挙げられます。
投資信託
投資信託とは投資家から集めたお金を運用の専門会社が選んだ債券や株式などに投資して、運用することをいいます。
運用会社は株式や債権、不動産などに分散投資をして、投資家はそれぞれの投資額に応じて運用成果(損益)の還元・分配をしてもらいます。
投資対象は国内外の株式、債券、金、REITなど、さまざまです。投資信託を通じて世界中に投資することもできます。多くの銘柄に分散投資できるため、リスク分散の効果に期待ができます。
ポイントは、
- 元本保障はない
- コストがかかる
→運用会社に委託するため
購入時に購入時手数料がかかる
無料の場合はノーロードという
保有時に運用管理費用(信託報酬)がかかる
換金時に信託財産留保額がかかる
- 少額投資ができる
投資信託の種類によっては100円からできる - プロにお任せできる
- いろんな国や金融商品に分散して投資ができる
- 自動売買ができる
毎月3万円A投資信託に積立設定をする
投資対象による分類
公社債投資信託
株式の組み入れはできない、安定した収益が目指せる
株式投資信託
株式の組み入れができる、リスクが高い、株式が入ってないものもある
購入時期による分類
追加型
いつでも購入できる オープン型
単位型
最初の募集期間にしか購入できない、ユニット型
運用手法による分類
パッシブ運用
ベンチマークに連動した運用を目標とする、インデックスファンドともゆう
ベンチマークとは日経225やTOPIXなどのこと
アクティブ運用
ベンチマークを上回る運用を目標とする、コストが高い
ブル型ファンド
相場が上昇した時に利益が出るように運用されている
ベア型ファンド
相場が下落した時に利益が出るように運用されている
株式市場に上場している投資信託
公募株式投資信託
不特定多数の投資家に向けて募集する公募投資信託のうち、約款に株式投資ができると記載してあるもの、上場していない市場で取引が行われる
株式が入っていないものもある
ETF(上場投資信託)
東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託のこと
REIT(不動産投資信託)
投資家から集めたお金を不動産に投資し、賃貸収入や売却益を投資家に分配する不動産投資信託のこと
投資先はオフィスビルや商業施設、マンションなど多岐にわたる
不動産
アパートやワンルームマンション、オフィスビルなどを投資家が直接購入して家賃収入等で収益を得ることをいいます。
個人投資家では多額の資金が必要となることから、J -REITのような不動産投資信託の方がリスク分散の面でおすすめです。
コモディティ

コモディティとは商品先物市場で取引されている原油やガソリン等のエネルギー、金やプラチナ等の貴金属、トウモロコシや大豆等の穀物のような商品に投資することをいいます。
- 資産分散効果が高い、インフレに強い
- 個人での取引が難しい=ファンドを介す必要がある
外貨建て
外貨で表示されている金融商品のことをいいます。
外貨建て金融商品を購入するなら、円を外貨にかえて取引をします。1ドル150円などと外国為替市場は常に変動するため、為替変動リスクを伴います。
・為替変動リスク
1ドル=100円で1ドルを購入したが、今は1ドル=95円なので1ドルを円に変えるなら95円しか手元に残らないため5円損失する
・カントリーリスク
A国で紛争が生じ、エネルギー関連の供給が乏しくなり市場が混乱した
・信用リスク
A国の財政難により利子や償還が滞っている
種類は、外貨建て預金、外国債券、外国株式、外国投資信託、外国為替証拠金取引(FX)などがあります。
- 外国の高金利の恩恵を受けられる
- 情報を得るのが難しい