【教訓】失敗してもいい|トラブルは「対策力」で乗り越える
と、落ち込みやすいわたしは、毎日そんな日が続いていました。
でも、あることをすることで落ち込みにくくなったんです。
その「あること」とは”対策”です。
「問題が起きたときにどう行動するか」を考えて改善を繰り返すことで落ち込むことが減りました。
今回は、そんなお話をします。
トラブルが起こることは重要じゃない

誰にでも、思い通りにいかないことはあります。
人間関係も、仕事も、日常も、うまくいかない瞬間は避けられません。
けれど、“同じような失敗”を繰り返す人と、そこから抜け出せる人の違いがあるはずです。
それは、「次に同じことが起こったらどうするか」の答えがあるかどうかの違いではないでしょうか。
トラブル後の対策方法とは

例1|理学療法士としての経験
新人時代、担当していた患者さんから「担当を変えてほしい」と言われたことがあります。
この人のためにと思ってわたしなりにメニューを組んで本気で取り組んでいました。
しかし、その人の「不安や思い」を受け取りきれていなかったのです。
この方は「家での生活イメージが湧かない」という不安を持っていました。
対策は2つ
- 1人ではなく、コミュニケーションが上手な先輩と“チームで”対応した
- 生活動作をメインとした運動メニューに変更した
その結果、患者さんの気持ちは安心へ。
リハビリの効果も実感し、自宅復帰に至りました。
この時、「担当を変えてほしい」という言葉に思った以上に傷つきました。
しかし、先輩の動きを見てコミュニケーションを学び、
さらに「次に同じ場面が来たら、どうするか」を考える第一歩となりました。
例2|失恋という“感情のハプニング”

浮気されたが、許してしまった。
そして、そんな自分がもっと嫌になった。
恋愛において自分ができる対策は
- どこまで許せるのかの認識
- こうなったら別れるという基準を持つこと
の2つではないでしょうか。
対策は?
- 次に同じことが起きたら別れる
- そもそも“浮気しそうな人”とは好きでも付き合わない
- 好きという感情に流されず、自分で判断する力をつける
恋愛においては多くの人を好きになり、いろんな付き合いをするのがいいと思うのです。
理由は経験値を増やすことが自分の軸を決める手助けをしてくれるからです。
例3|鳥のフンが落ちてきた日

お気に入りの服で出かけたときに、鳥のフンが命中した。
理不尽で、不運で、気分はとことん沈んだ。
対策は?
- 日傘を持ち歩く
- 洗いやすい服を選ぶ
- 鳥がいそうな場所ではお気に入りの服を着ない
- 飲食街は頭上を確認する
- 応急セットを持ち歩く
どんな嫌なことも“対策”をすればストレスは減らせます。
重要なのは“対策”そしてもう一度チャレンジすること
大切なのは、「嫌なことが起きないようにする」ことではありません。
失敗したとき、何かしらの“対策”を打ちます。
そして、改善してまたダメなら対策・改善をもう一度。
この反復こそが、人生においては重要ではないでしょうか。
まとめ:失敗は恐れず“対策”で乗り切る

嫌なことがあったときは、うやむやにせず「次はこうする」と対策を練ってみましょう。
その対策を1つずつ積み重ねれば、
同じことで傷つく回数は、確実に減っていきます。
🧩 追伸:理学療法も、恋愛も、日常も
嫌なことや、問題、落ち込むことはどんな人にも降りかかります。
でも、どんなことでも「じゃあ次はどうしようか」と考えてみましょう。
問題は起きて当たり前。
問題の“あと”に、どう行動するかが──あなたの人生を変えてくれます。