夏のおすすめ涙活映画【ラーゲリより愛を込めて】シベリア抑留と家族の想い

2022年12月に映画公開した【ラーゲリより愛を込めて】を鑑賞

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ラーゲリより愛を込めてとは

ラーゲリとはシベリア(現ロシア)語で強制収容所のことです。辺見じゅんさん原作、嵐の二宮和也さん主演の映画。内容は第二次世界大戦後、日本人がシベリアに抑留していた事実を背景に描かれた作品です。

二宮さん演じる山本幡生の他者を思いやる気持ちと、家族に会いたい気持ちが暖かく、時に苦しく涙なしでは見れない名作です。

現在(2024年)戦後79年を迎えました。

沖縄戦や原爆など日本国内で生じた歴史は社会で勉強した記憶がありますが、シベリア抑留に関しては言葉だけで終わったように感じます。シベリア抑留についての歴史がラーゲリより愛を込めてには残されています。

戦後満州で生活していた日本人を中心にシベリア強制収容されました。強制収容が終わったのは戦後11年経った1956年「日ソ共同宣言」に署名されたときでした。その間の日本人のシベリア抑留生活と、11年の月日の流れが刻まれています。

電話やテレビも少ない時代に名前を轟かせ、現在映画で取り上げられるほどの偉大な男性がいました。過酷で壮絶と言わざるを得ない彼のシベリア抑留生活を歴史と共に刻むことができます。

この映画はどんなに辛い日でも、その日生きていられたことが幸せだと思い出させてくれます。自分の力で自決したり、政府の力で命を絶ったり、過酷な環境に身を置かれたり。それが普通とされた時代を思うと、自分の生き方を選択できる自由さを感じ、ちょっとでも踏ん張ろうと思わせてくれます。

また、自分の判断でどのように生きるかを考えるきっかけをくれました。

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