この記事はPRを含みます
京都府京丹後市の自然の中に、懐かしい気持ちがよみがえるお蕎麦屋さんがあります。
京丹後市の北部に位置する「石臼蕎麦 天風」は爽やかな自然の中をドライブすると看板がひっそりと出てきます。
バスも通っていますが公共交通機関ではなかなか行くのが難しいため、ドライブしながら車で向かいました。看板から少し坂道を登ると同店が現れます。
中に入ると和紙のライトと木がやわらかく空間を包み込み、囲炉裏が目の前に広がります。
店内は大きな窓から爽やかな緑と暖かい光が差し込む窓際の席や、囲炉裏を囲んだカウンター状の席などが古民家らしいゆったりと落ち着いた雰囲気です。
同店は石臼で挽いた蕎麦と四季折々の山菜、清流野間川を流れる川魚を使用したお料理が中心。
この日、「天麩羅膳」を頂きました。
まず初めに山菜を使った前菜がやってきました。近くの山で採れる山菜はお醤油で甘く炊かれ、お出汁が沁みた日本ならではの味覚が楽しめます。
次は一品料理の筍。こちらも柔らかく煮炊かれており、サクッとした歯応えと筍の風味が春を感じさせる一品です。
そして山菜や野菜をカラッと揚げた精進揚げと涼しげな白濁で細麺のざる蕎麦。
こごみや明日葉、パプリカなど天麩羅として口にしたことのない食材で新しさを感じます。お塩や天つゆとの相性抜群。
ざる蕎麦は10割蕎麦なので麺どうしがくっつきやすく早めに食べることをおすすめしてくださいました。ツルッとした喉越しと蕎麦の香ばしい香りがたまらない一品。
最後は筍ご飯とお漬物。優しいお出汁の味わいとふんわりした筍が絶品。
ざる蕎麦の量が少なめなので女性でも多くの種類の食材を食べられるのが嬉しい天麩羅膳でした。
そして同店で食べると決めていた「草餅ぜんざい」。草餅の香りがとても上品で小豆は大粒で柔らかく食後の至福のひと時となりました。
また、清流野間川で採れる「いわな」の塩焼きはとっても存在感のある一品。秋から春季は「いわな」、夏季は「あゆ」が塩焼きでいただけるようです。
今回は週末に予約をせずランチで訪れましたが、並ばずに入店できました。普段は並ぶこともあるようなので予約をすると良いかもしれません。
夜はコース料理のみ15名まで、要予約とのことなのでご注意ください。
また、冬の積雪の時期は臨時休業の場合もあるようなのでお電話で確認すると良いでしょう。
決済方法は現金やクレジットカード、QR決済、交通ICなど様々な方法での決済が可能でした。
簡単に決済ができるクレジットカードは年会費永年無料の楽天カードが便利。今なら新規入会&カードのご利用で5,000ポイントをプレゼント中です。
駐車場はお店の前にありますが、多くはありません。バイクでツーリングをしながらふらっと立ち寄るにも良いスポットです。
京都を訪れる際はホテル数の多い楽天トラベルで検索してみてはどうでしょうか。ワンランクアップのホテルや旅館をお求めの方は一休.comで楽々いい処が探せます。
知らなければ辿り着けない京丹後の秘密スポットにある「石臼蕎麦 天風」。夏の自然が色濃くなる時期にもう一度訪れたいお気に入りのお蕎麦屋さんとなりました。
石臼蕎麦 天風
◆営業時間
11:00〜15:00(ラストオーダー14:45)
17:00〜(夜は前日までのご予約のみ)
◆定休日
毎週火曜日・水曜日(祝祭日は除く)