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この記事では株式投資をする前に「これだけは確認してほしい」という事項(=リスク情報)についてお話ししています。
まず初めに、注意していただきたいのが最低条件です。株式投資にはさまざまな投資手法があります。今回はこの最低条件に当てはまる方に確認してほしい事項のお話しとなっています。
#1 株式投資をする方
#2 中長期投資(数ヶ月以上保有)をする方
リスク情報が不要な投資家とは?
上記の最低条件に合わない方の例は「投資信託への投資家」や「デイトレーダーなどの短期売買投資家」が挙げられます。
投資信託は国内外株式や債権などがパッケージ化された商品です。パッケージ商品は多数の銘柄に分散投資ができているという点ですでにリスク分散ができています。また、投資信託はファンドマネージャーが銘柄等を厳選し運用代行してくれる商品です。そのため各銘柄において一定のリスク情報を踏まえて投資信託に組み込まれていると考えます。投資に時間をかけられないサラリーマンの資産形成や投資初心者におすすめです。
デイトレーダーのような短期売買投資家はその日のうちに損益を確定します。そのためその日の株価の上下に着目するだけで良いため、企業の業績におけるリスクを考慮する必要性がありません。
リスク情報は必ず確認すべき!
リスク情報とは「株式会社が事業をする上でどのようなリスクがあるか」ということで、必ずチェックしましょう。チェックする場合は有価証券報告書や決算短信を確認します。
4大リスクとその例
存続リスク
会社が今後も存続できるのか
- 経営状況の確認
- 赤字の推移→赤字期間や徐々に改善されているかなど
- 赤字の理由は何か→先行投資や不祥事の債務超過など
依存リスク
- ひとつのヒット商品に企業が依存していないか
ヒット商品の人気がなくなったときに経営を乗り切る方法があるのか - 取引先が限定されすぎていないか
通貨リスク
- 子会社や工場が海外にある場合、海外通貨の切り上げ
- 輸出入による為替変動
▶︎通貨の価値が上がること
円安ドル高→円高ドル安の場合:円の切り上げ
コストリスク
- 原材料の価格変動による業績への影響
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どうしてリスクを確認する必要があるの?
株式投資とは投資の世界ではリスクの高い商品として有名です。ここでいうリスクとは価格の振れ幅が大きいことを意味します。大きな収益を見込める反面、その分大きな損失を招く商品です。
株式投資で損失を出すことはよくあります。それが普通です。しかしリスクを知らずに株式投資を行うと損失がどんどん大きくなる可能性が強いです。特に投資初心者は損切り、利確のタイミングを逃しやすい傾向にあります。その損失が何から来ているのか?今後損失は減るのか?ということを知っている必要があります。
最後に
株式投資を中長期で行う場合は企業の経営が安定しているかを確認する必要があります。有価証券報告書や決算短信等で「企業が事業をする上でどのようなリスクがあるか」を確認しましょう。
株式投資はリスクの大きい商品です。自分の資金を守るためにはリスク情報をチェックしましょう。さらに自分のメンタルを守るためにはリスク許容度を設定する必要があります。損失が出たとしても「あらー」と思うくらいのリスク許容度がおすすめです。株価の暴落で「仕事に手がつかない!!」となるほどの資金を投資に当てるのはやめましょう。